ステータは、ステータコアと、ステータコイルで構成され、フロントカバー、リアカバーによって支えられている。ステータコアは薄い鉄板を重ね合わせたもの で、その内側にはいくつもスロット(溝)があってステータコイルが入るようになっておりロータのポールコアから出た磁束がステータコイルと有効に交差する ように作られた磁束の通路である。ステータには、3個の独立したステータコイルが巻かれており、ロータの回転に伴い、交流電圧が発生する。ステータコイル の接続はY結線(スター)、△結線(デルタ)の2種類があるが、一般にはY結線が殆どである。